日記

2023-03-01 11:21:00

お引渡し式

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こんにちは!瑞浪市 土岐市 多治見市を中心に東濃地方で

注文住宅・リフォームを手掛ける 街の小さなハウスメーカー ゆうホームの永井です。

先日、あるお家のお引渡し式をさせていただきました。

その時のお話をすこししたいなと思います。

弊社では、基本的に家を建てる際、漆喰壁を一緒に塗ったり、

塗装を手伝ってもらったりと、一緒にDIYを体験していただきます。

DIYを体験していただく事で、そのおうちにさらに愛着が湧くでしょうし、

もしも壁を傷つけてしまったり、汚してしまった時なども、 簡単に補修していただけると思い、

多くのお客様に体験して頂いています。

 

今回お引渡しさせて頂いたお家にはおかあさまと、

大学生の娘さん、高校生の息子さんの 三人でお暮しいただくのですが、

DIY体験にはそのお子様たちお二人も来て頂き 一緒に漆喰壁を塗って頂きました。

 

そのDIY体験の時に、お子様お二人に

「いつも頑張っているおかあさんに手紙を書いてきてくれないかな??」

とお願いしたところ、お二人とも快く引き受けてくれました。

 

そのお手紙をお引渡し式の時に読んで頂いたのですが、

2人ともいつも頑張っているおかあさんへの想いが

たくさん詰まったとってもステキな内容でした。

 

おかあさんもすごく喜んでくださり、涙が止まらない感じでしたが、

私も、もらい泣きしてしまう本当に素敵なお引渡し式になったと思います。

 

私たちの仕事は「家を建てる事」だけが仕事ではないといつも思っています。

そこに住まう「家族が幸せに暮らす事のできるお家」をつくる事が本当の目的だと思っています。

 

今回のお引渡し式はそんな事を実感できる、とっても良いお引渡しができたと思います。

Mさま これからが本当のお付き合いだと思っておりますのでこれからもよろしくお願いいたします!  

2023-02-01 16:06:00

プランニングする上で考えていること。

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こんにちは!瑞浪市 土岐市 多治見市を中心に東濃地方で注文住宅・リフォームを手掛ける街の小さなハウスメーカー ゆうホームの永井です。

家をプランニングする上で最もよく考えたいコトといえば・・・?

収納も重要な要素ではあるのですが、やっぱり一番は「家事動線をよくしたい」ではないでしょうか?

少ない時間で効率よく・・・家事の動線をよくしたいというのは当然のご要望ですね。

弊社でプランする時に考えている基本的な事をお伝えしたいと思います。

ここでは「洗濯」「出入り」「料理」の3つに分けて考えてみたいと思います。

 

    洗濯の家事動線

洗濯はお風呂の近くが一般的ですね。

でも物干しをするのはそれぞれのお家で違うと思います。

外で干したいという時もなるべく動線は短くしたいところです。

2階のバルコニーで干すのは日当たりがいいですが、

洗濯機が1階にあるのであれば動線はどうしても長くなってしまいます。

そして洗濯物は干して終わりではありません。

洗う、干す、たたむ、しまう。

この一連の作業をこなすスペースがあれば家事動線が短縮できます。

こういった事をまとめて行えるよう工夫して考えています。

 

    出入りの家事動線

 出入りというと、買い物をして帰ってきたとき というのが主に考えるところ。

重い荷物を持って車から降りて、玄関から入ってキッチンまで行くのがスムーズに、

そして動線をなるべく短くできるように。

雨に濡れずに家に入って、玄関からパントリーに荷物を置ける動線・・・というのが理想的ですね。

そしてゴミを出すという動線も重要です。

 

キッチンの近くにはゴミ箱を置けるスペース。

そしてゴミ袋を仮に置ける土間なんかがあって、勝手口からすぐゴミを出しにいける・・・という感じですね。

 

    料理の家事動線

料理の家事動線は「作る」「料理を出す」「片付ける」という大まかな流れに分かれます。

まず料理の作業スペースの広さや使いやすさを考える必要があります。

自分の持っている料理道具(家電なども含め)をどこに入れてどう出すか?

または食材、ストックはどこに収納、取り出すか?が大事になってきます。

そして食べる場所と、キッチンとの距離を考えます。

片づけという点でもキッチンからダイニングへ料理の運びやすさも重要ですね。

最近のシステムキッチンはとても良く考えられてつくられており

メーカーのショールームを参考にすることもありますね。

また、お子さんが小さいお家では、やっぱり対面式キッチンにすると

料理中にもお子さんに目が行きやすく安心だと思います。

 

そして最後に・・・

 

以上のような事を考えてプランニングにあたってはいますが、すべての事がうまくいくとは

限らないのですね。

予算だったり、土地面積だったり。。。といろいろな要素が絡まっているからです。

と、こんな事を考えながらプランニングにあたっている。というお話でした。

それでは・・・

 

2023-01-01 15:58:00

ガルバリウム鋼板や塗り壁をオススメする理由。

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あけましておめでとうございます。

瑞浪市 土岐市 多治見市を中心に東濃地方で注文住宅・リフォームを手掛ける街の小さなハウスメーカー ゆうホームの永井です。

2023年がはじまりましたね!本年も宜しくお願い致します。

今年は家づくりにおいても、いろいろな変化が起ころうとしている年でもあると思います。

昨年から続く、円安、コロナ、ウクライナ危機による物資やエネルギーの高騰がまだまだ続くでしょうし、

家の性能についても、断熱等級5、6、7の新設、また耐震等級の見直しなどがなされる予定に

なっていますので高性能化がもっと進む一年になっていくと思います。

となれば、おのずと建築費用も上がっていってしまうワケですよね。

ですので、これから家づくりに求められるのは昔のように大きな家を世代ごとに建て替える家ではなく、

コンパクトながら世代を超えて住み継がれる家を。

このような考えで家づくりをしていく必要があると思います。

そして、そのような長寿命の家では、新築時のコストだけでなく、

暮らしにかかるメンテナンス費などの「トータルコスト」を考える必要があります。

 

■初期費用だけ考えるならサイディングも

初期費用だけで比べるなら、ガルバリウム鋼板や塗り壁よりも安くできる外壁材はあります。

例えば「サイディング」は種類が多く、初期費用を抑えられるメリットがあります。

しかしサイディングにはメンテナンス費が高くなる傾向にあります。

サイディングを切断した面から劣化が始まったり、目地を埋めたコーキングが劣化したりするためです。

このような劣化を放置しておけば、雨水などが躯体に侵入することになり

家へのダメージが大きくなってしまうというワケです。

 

 ■教育費がかさむころ、100万円以上の出費

そのため、外壁がサイディングの家は、新築から1213年くらいでメンテナンスが必要になることが多いです。

もちろん今は30年間塗り替え不要というサイディングも増えていますのでそういったモノを使用するのも一つの手ではありますね。

 しかし、サイディングの場合はつなぎ目に「コーキング」という処理をします。

これは15年ほどで劣化しますのでどちらにせよメンテナンスは必要という事になってきます。

そして、もし初期投資を抑えたくて標準的な物を使った場合は塗り替えが発生します。

お子さんが小さなときに家を建てたご家族なら、12、3年後と言えば、ちょうど教育費がかかる時期ですね。

足場を組んで作業を行うため、通常は100万円以上の費用がかかります。

メンテナンスには、金銭面以外の負担もあります。

足場が組まれた家の中で生活したり、作業の音や臭いが入ってきたり、ご近所へのあいさつ回りが必要になったり…。

家族に与えるストレスが意外と大きいものです。

 

 ■トータルコストで有利なガリバリウム

一方、ガルバリウム鋼板を外壁に使用すると、耐用年数は25年~30年ほどです。

当然、長期的に見れば、メンテナンス費を抑えられ、「初期費用+メンテナンス費」の

トータルコストもガルバリウム鋼板の方が安くなります。

 

だた、デメリットもあります。

それは『シンプルな色ばかりなので他と似たような感じになってしまう』コトですね。

ガルバリウムの外壁は他と比べてバリエーションに乏しく、単調な印象になってしまいます。

しかし、軒裏や壁の一部(メンテナンスしやすい所)に木調の物を入れる事で印象をかえる事はできますね。

 

■真っ白な塗り壁のおうちにも憧れる・・・!

左官職人がスイス漆喰を使い、手仕事で仕上げる塗り壁も、

きちんとした技術で施工されれば、メンテナンスの負担は比較的少なくなります。

真っ白な塗り壁にも憧れるけど、すごく高いイメージがあって…

と躊躇される方が多いと思いますが実際はどうでしょうか?

 

正直申し上げると、初期費用としては、他の壁材比べると割高です。

しかしながらお家にかかるコストは、初期費用だけではなく維持していくコストも考慮しなければなりません。

 他の壁材は、定期的(10年から30年)にメンテナンスが必要になりますが、

スイス漆喰の塗り壁はほぼメンテナンスフリーです。

 

 

つまり、漆喰壁のお家は、長期的にみれば、大幅にコスト削減ができるのです。

サイディングの壁は、ほとんどの場合10年~15年でメンテナンスが必要です。

ガルバリウム鋼板も長い間持ちますがノーメンテというわけにはいきません。

これに対し、漆喰は100年かけて元の石に戻りますのでメンテナンスがほぼ不要、

または最小のメンテナンスで済むのです。

トータルコストも考えながらおうち造りを考えていくことも大事な事ですよね。

 

それでは・・・。

 

2022-12-01 08:23:00

照明器具のこだわり。

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こんにちは!瑞浪市 土岐市 多治見市を中心に東濃地方で注文住宅・リフォームを

手掛ける街の小さなハウスメーカー ゆうホームの永井です。

今回も細かいこだわりについて書きたいなと思います(笑)

照明器具ってどれも一緒だと思っていませんか?

もちろんいろいろなカタチがありますよね。

弊社でよく使用しているのは『ダウンライト』と言われる天井に埋め込んで使用する物と

『スポットライト』という壁面に取り付けて使う物をご提案させていただいていただく事が多いです。

弊社ではダウンライトと一口で言っても、使う用途によって種類を微妙にかえてご提案しています。

ひとつは“色味”です。

照明の色は大きく分けると3パターンあります。

 

一番白い光は “昼白色 ”

これは、勉強したり、作業したりするときに字が見やすかったり、

手元が見えやすいという性質の光です。

しかし、雰囲気という点では、やや無機質な雰囲気が出てしまいます。

 

 

オレンジ色の光の“電球色”

リビングやダイニングなどにオススメなのが、落ち着いたオレンジの光の電球色です。

逆に 勉強などをするところだと少し暗く感じてしまうかもしれません。

やわらかい光なので雰囲気はとても良くなります。

 

昼白と電球の中間の“温白色”

昼白色よりオレンジ色に近いですが、電球色より白い色と感じる色です。

 

大きく分けてこの3パターンの色があります。

メーカーにより色の呼び方に違いがありますのでその辺りはご容赦ください^^

そして、この微妙な色の違いが生活をしていく上で、大きな不便になってしまいがちです。

弊社では、

・リビング、ダイニング、寝室など、落ち着く場所には、柔らかい光で落ち着きのある“電球色”

・子供室や作業や勉強をする場所には昼白色

・洗面室やクローゼットなどモノを取り出す機会の多い所は温白色

という具合で使い分けています。

でも、最近はダイニングテーブルで勉強するという子も増えているようですね。

そんなときにはスイッチで色味を変えられる照明器具がありますので、

そんな物を採用したりしています。

また、もう一つは 光を『拡散』させるタイプと『集光』させるタイプがあります。

『拡散』タイプは玄関やリビング、洗面スペースなど広い空間を全体的に明るくするのに適します。

反対に『集光』タイプは光を集めて、ピンポイントの場所を明るくすることができますので

ダイニング・キッチンなどの食事&調理スペース または読書スペースなどに向いています。

ちいさな照明一つで、生活のしやすさが大きく変わってしまう事があるかも?

いろんな事を使いやすく設計するように心がけていきたいですね。それでは・・・

 

 

2022-11-01 12:48:00

中古住宅+リノベーションはあまりオススメしたくない理由②

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こんにちは!瑞浪市 土岐市 多治見市を中心に東濃地方で

注文住宅・リフォームを手掛ける街の小さなハウスメーカー ゆうホームの永井です。

 

 

先月に引き続き 中古+リノベはあまりおすすめしない理由②です。

 

2つ目の理由は断熱性です。

今年4月より断熱等級5が新設されました。

10月にはその上の等級5,6という物も新設されています。

 

弊社の標準断熱仕様ですが、この断熱等級に当てはめると

等級4~5相当の水準になっていると思います。

2025年には、すべての新築住宅・非住宅に省エネ基準「断熱等級4」の適合を義務付け、

等級4を下回る建物は建てられなくなります。

 

 

 

ちなみに平成27年(8年前)の時点で建てられた家の約50%は

この『断熱等級4』以下の仕様で建てられています。

 

(国土交通省調べ)

 

という事はこれよりも前はもっと高い確率で断熱性能の低い、

もしくは断熱材の入っていない家という事になりますね。

 

耐震性の件でも書いたように断熱性能を高めようとすると

予算がアップしてしまいます。

 

安く中古住宅を手に入れてもそれを修復、性能を高めようとすると

結構費用がかかってしまうのです。

 

 

ですので、対費用効果で考えると、あまり新築と変わりないのではないかと思うのです。

 

 

例えば築15年の中古住宅を1,500万円で購入 諸費用合わせ1,000万円でリノベしたとします。合計2500万円ですね。

 

新築の場合は土地800万+諸費用合わせ2500万 合計3300万円だったとします。

 

差は約800万円ですね。

 

もちろん800万円はとても大きい差額です。

しかし、築15年の家を1,000万円かけてリノベをしたとしても、

どうしても直しきれないところが出てきます。

 

35歳から85歳まで住むと仮定すれば50年住むわけです。

 

15年の家を50年住むとすると最終的に築75年となります。

その間にかかる修繕費や光熱費の差を考えてみるとトータルコストでは、

それほど変わらないという事になってくると思います。

 

それに、新築であれば自分たちの好きな間取りやデザインを取り入れやすく、

また、メンテナンス費用のかかりにくい素材を選べたり、

断熱性能が高ければ光熱費が少なくて済むといった、生涯のトータルコストが低く抑えられます。

 

こういったコトが、『私が中古+リノベはあまりオススメできないという理由』です。

 

もちろん、とても条件のいい中古物件も中にはあるわけで、

すべてがそうであるというわけではないので、

もしもこういったことを検討しているのであればまずは弊社にご相談くださいね!

 

それでは・・・・

 

 

 

 

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