日記
家を建てた後に必要なお金とは?
こんにちは!
瑞浪市 土岐市 多治見市を中心に
東濃地方で注文住宅.リフォームを手掛ける
街の小さなハウスメーカー ゆうホームの永井です。
家を建てる時には
あまり気にしていない方が
多いのですが、実は家を建てた後に
住宅ローンとは別に費用がかかります。
それは何か?といえば
“固定資産税”という市町村に
納める税金という費用が、
かかってくることになります。
固定資産税は、土地、建物のそれぞれに
かかってくる税金で、土地、建物
それぞれの評価額の
1.4%が税額となっています。
そして、土地に関しては、
建物が建つと、200㎡(約60坪)
までの土地は、更地の状態の時の
6分の1の評価額に課税され、
200㎡を超える土地は3分の1の評価に
課税されることになり、建物に関しては、
当初3年間は(長期優良住宅は5年間)
評価額の半分の金額に課税され、
その期間が過ぎると、その時の評価額に
課税されることになります。
この説明では,いまいち分かりにくいと
思うので、現実的な金額を入れて
計算してみます。
例えば、購入した土地の評価額が
1坪あたり10万円だったと仮定します。
そして、仮に80坪の土地を買ったとします。
とすると、60坪までの土地の税金は、
10万円×60坪×6分の1×1.4%
=14,000円が税金として
掛かり、60坪を超えた残り20坪に関しては
10万円×20坪×3分の1×1.4%
=9,333円が税金として
掛かるので、これを足して23,333円の
税金が土地にかかるということになります。
次に、建物についてですが、
仮に2000万円の家を建てたとしたら、
家の評価額は、だいたい
その半分ぐらいの価格となるので、
当初3年間(長期優良住宅は5年間)
1000万円×2分の1×1.4%
=70,000円が
建物の税金として、
その期間経過後は、900万円
(ちょっと評価が落ちたとして)
×1.4%=126,000円が
建物の税金として
掛かることになります。
そして、これらを合わせると、
当初3年間は(長期優良住宅は5年間)
約10万円ぐらいが固定資産税として
掛かってきて、当初の優遇期間経過後は、
約15万円が固定資産税として
掛かってくることになります。
ですから、これを12ヶ月に分割した費用を
住宅ローンとは別に用意する必要が
あるということなんですよね。
ということで、家を建てるとこういった
余分な費用がかかるということも
しっかり把握した上で家づくりの
予算計画を組むように心がけて
いただければと思います。
それでは・・・