日記

2022-11-01 12:48:00

中古住宅+リノベーションはあまりオススメしたくない理由②

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こんにちは!瑞浪市 土岐市 多治見市を中心に

東濃地方で注文住宅・リフォームを掛ける

街の小さなハウスメーカー ゆうホームの永井です。

 

 先月に引き続き 中古+リノベは

あまりおすすめしない理由②です。

 

2つ目の理由は断熱性です。

今年4月より断熱等級5が

新設されました。

10月にはその上の等級6という物も

新設されています。

 

弊社の標準断熱仕様ですが、

この断熱等級に当てはめると

等級4~5相当の水準に

なっていると思います。

2025年には、

すべての新築住宅・非住宅に

省エネ基準

断熱等級4」の適合を義務付け、

等級4を下回る建物は

建てられなくなります。

 

ちなみに平成27年(8年前)

時点で建てられた家の約50%は

この『断熱等級4』以下の仕様

で建てられています。

 

(国土交通省調べ)

 

という事はこれよりも前は

もっと高い確率で断熱性能の低い、

もしくは断熱材の入っていない家

いう事になりますね。

 

耐震性の件でも書いたように

断熱性能を高めようとすると

予算がアップしてしまいます。

 

安く中古住宅を手に入れても

それを修復、性能を高めようとすると

結構費用がかかってしまうのです。

 

 

ですので、対費用効果で考えると

あまり新築と変わりないのでは

ないかと思うのです。

 

 

例えば築15年の中古住宅を

1,500万円で購入

諸費用合わせ1,000万円で

リノベしたとします。

合計2,500万円ですね。

 

新築の場合は

土地800万+諸費用合わせ2,500万 

合計3,300万円だったとします。

 

差は約800万円ですね。

 

もちろん800万円は

とても大きい差額です。

しかし、築15年の家を

1,000万円かけて

リノベをしたとしても、

どうしても直しきれないところが

出てきます。

 

35歳から85歳まで住むと

仮定すれば50年住むわけです。

 

築15年の家を50年住むとすると

最終的に築75年となります。

その間にかかる修繕費や

光熱費の差を考えてみると

トータルコストでは、

それほど変わらないという事に

なってくると思います。

 

それに、新築であれば

自分たちの好きな間取りや

デザインを取り入れやすく、

また、メンテナンス費用の

かかりにくい素材を選べたり、

断熱性能が高ければ

光熱費が少なくて済むといった、

生涯のトータルコストが低く抑えられます。

 

こういったコトが、

『私が中古+リノベはあまり

オススメできないという理由』です。

 

もちろん、とても条件のいい

中古物件も中にはあるわけで、

すべてがそうである

というわけではないので、

もしもこういったことを

検討しているのであれば

まずは弊社にご相談くださいね!

 

それでは・・・・