日記
中古住宅+リノベーションはあまりオススメしたくない理由
こんにちは!瑞浪市 土岐市 多治見市を中心に東濃地方で注文住宅・リフォームを
手掛ける街の小さなハウスメーカー ゆうホームの永井です。
見学会などでよく聞かれる、またお客様からお聞かせ頂くコトの中に、
『中古住宅を買ってリノベーションするのって、できますか?』
『中古住宅をリノベーションするのはどう思いますか?』
という事をお聞かせいただくことが多くなりました。
もちろん思い入れのあるおうちを手直しして使いたい!という方もおられると思います。
しかし、大半の方は低コストで収まるのかな??という思いでお聞きになられています。
結論からいいますと、正直私はあまりオススメできません。
もちろんご予算などもある中で
なんとか低コストで抑えたいというのはよくわかります。
築浅の物件(10年~15年以内)の物件で、
建築した会社が分かっているところであれば大丈夫と思いますが、
それ以上古い または建築した会社が不明な場合はまず、やめておいた方が賢明だと思います。
まず、耐震性ですね。
現在の新築建物は建築基準法に従って建てた家は『耐震等級1』となります。
これは阪神淡路大震災クラス(震度6強~7相当)の揺れでも建物が倒壊しない強度です。
この基準ができたのは、先に書いてあるように阪神淡路大震災が起きてから改正されました。
それが西暦2000年 平成12年です。今から23年前です。
ですので、耐震性だけを考えれば築20年以内の物件であればそれなりの耐震性が備わっている
というコトになります。
それ以上経っている家については、設計士と共に耐震診断をして、
しっかりと耐震補強をすれば問題ないかと思いますが、
もちろん、その分費用もかさんでしまうので
低コストで抑えたいご要望と相反してしまうコトになります。
次の問題点は断熱性ですね。これは次回のブログでご説明したいと思います。
それでは・・・